香港のビール事情レポート (2014年2月23日)

特派員レポート

更新日: 2014年03月03日
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クラフトビール東京 特派員 HDJ です。今日は、香港のビール事情をレポートします。

【香港のビール事情】(2014年2月23日更新)

先月の話になりますが、週末に有給休暇を一日くっつけて、二泊三日の強行日程で香港に行ってきました。
決してビール行脚を目的とした旅行ではなかったのですが、飲まずにはいられない、飲んだら整理せずにはいられない、ということで、個人的な備忘録も兼ねて投稿させていただきます。
※一旅行者がまとめた内容になりますので、事実誤認などが含まれている可能性がございます。あらかじめご了承ください。

①はじめに

香港と聞いて、ビールを思い浮かべる人は少ないでしょう。

英国のEuromonitor International社の調査によると、2012年の香港の一人当たりビール消費量は22.39L。キリンホールディングスが毎年まとめている『世界主要国のビール消費量』に掲載された、日本における2012年の一人当たりのビール消費量の43.5Lには遠く及びません。しかしながら、アルコール市場全体に占めるビールの比率(2012年)を比べてみると、日本の69.5%に対して、香港は89.4%。ある意味、香港はビール党の街といえるのかも知れません。

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②香港のビール

「香港のビール=サンミゲル」と前知識で耳にしていましたが、レストランに置いてあるビールの筆頭は青島ビールでした。正直、日本にいながらにして青島ビールを好き好んで飲むことはしないのですが、旅情も相まってか、このサッパリした味わいはなかなかクセになります。

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ただし、中国本土同様に、歓迎会などの酒宴を除けば、食事中にお酒を飲むという文化ではないので、香港人が自宅などで普段飲んでいるビール=飲食店に置いているビールではないのかも知れません。実際、観光客以外、現地の方々がレストランでお酒を飲んでいるシーンにはほとんど遭遇しませんでした。

③香港のクラフトビール(海外ビール)

イギリス統治が長かったことに加えて、欧米からのビジネスマンも多いことから、ブリティッシュパブのようなビアバーは比較的充実しています。特に、蘭桂坊(ランカイフォン)という東京でいうところの六本木のような歓楽街には、欧米人が数多く集まってくることから、ビアバーも非常に豊富。何気なく立ち寄ったビアバーでは、Nogneというノルウェーの醸造所の美味しいセゾンビールをいただくことが出来ました。

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中心街から離れた香港島の最南端には、赤柱(スタンレー)という地中海の街並みを彷彿させるリゾート地があります。海岸沿いにレストランが立ち並んでおり、こちらではヒューガルデン・ホワイトやカールスバーグなどの樽生を提供しているお店が散見されます。「わざわざ香港まで行って、日本でも飲める海外のビールを飲まなくても……」という考え方も出来ますが、ステレオタイプの香港の街並みとは趣の異なるエリアなので、観光スポットとしては◎。昼間からビールを楽しみたい方には、観光がてらにオススメです。

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なお、たまたまなのか、それともお国柄なのかわかりませんが、ドラフトビールのメニューの管理はかなりテキトーな印象を受けました。先述のNogneもIPAを注文したところ品切れといわれ、代わりに注文しようとしたBlondeも品切れ。最終的に「Nogneはセゾンしかない」といわれてメニューに記載のないものを注文したという始末でした。

④香港のクラフトビール(香港地場)

海外のビールが充実している反面、香港地場のクラフトビールは醸造所そのものの絶対数が少ないようです(後述の「HONG KONG BEER」を含めて恐らく二ヶ所)。

その中でも、「Grappa’s」などのビアレストランを経営している「El Grande」は、先述の蘭桂坊に「HONG KONG BREW HOUSE」というブルーパブ(?)を構えているように、地場のブルワリーでは最大勢力のようです。

なお、渋谷のカタラタスのスタッフさんのブログに紹介されている「EAST END BREWERY」は直営のビアバーが二店舗とも閉店しており(参照リンク)、どうやら現在は営業していないようです。

また、ブルーパブなどはないようですが、1997年の香港返還を記念して醸造開始された「HONG KONG BEER」というクラフトビールもあります。こちらはホップの苦味の効いたラガーで、エビスビールのようなリッチな味わいでした。

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⑤日本のクラフトビール

私の二泊三日という滞在中においては、ほとんど見掛けることはありませんでした。唯一、宿泊していたホテルのラウンジ&バーにKAGUAが置いてありました。さすがは日本および和をコンセプトにしたビールといえるかも知れません。

※クラフトビール東京に寄せられた情報によりますと、銅鑼湾(トンローワン)のタイムズスクウェア内のスーパーマーケットには、相当量のラインナップが用意されているそうです。ちなみに、銅鑼湾には香港最大規模のショッピングモールもありますので、クラフトビールに限らず、買い物には不便しなそうです。

⑥日本の大手ビール

青島ビールに資本参加しているからでしょう、アサヒ スーパードライを一番よく目にしました。続いて、サッポロ 黒ラベル、麒麟 一番搾りもスーパーマーケットやセブンイレブンに置いてあります。たまたまかも知れませんが、サントリーはほとんど見かけませんでした。

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その他の参考WEBサイト

それでは、また、次のレポートでお目にかかりましょう。HDJ からのレポートでした~。(^_^)


 

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