クラフトビールはいつブレイクしたのか? Google トレンドによる答えとは!
「クラフトビール」という言葉を、本当に良く聞くようになりました。
マスメディアも、以前は、「クラフトビール(地ビール)」などとカッコ付きで書くことが多かったのですが、最近では、単に「クラフトビール」と表記されることが普通になりつつあります。
僕がこの「クラフトビール東京」というサイトをオープンした2011年10月時点では、業界の方やビアマニア以外には、「クラフトビール」という言葉を聞くことはありませんでした。
では、いつから、クラフトビールという言葉はブレイクしたのでしょうか。それには、様々な分析方法があると思いますが、今回は、「Google トレンド」 で見てみることにします。
「Google トレンド」とは、キーワードの検索ボリュームを時系列で表示するサービスです。
まずは、データを見てみましょう。
2010年2月から2015年2月まで、3ヶ月毎のデータをプロットしてみました。
ハイ、一目瞭然ですね。2014年8月が転換点でした。
最初は、ゼロに近かった「クラフトビール」が徐々に増えていき、2014年8月の時点で「地ビール」と並びました。それ以降は、クラフトビールの検索ボリュームが上回っています。
つまり、
「クラフトビールはいつブレイクしたのか?」
という設問にたいしての、ひとつの答えは
「2014年8月」
なのでした。
面白いのは、地ビールというキーワードのトレンドは一定していることですね。地ビールのトレンドは変わって無くて、そこにクラフトビールが乗っかり、足し算になって、「地ビール+クラフトビール」で、市場のパイが大きくなってる気がします。
いやぁ、クラフトビールは、熱いムーブメントになってますね。(^_^)
Google トレンド 生データ
2015年4月24日