数字からクラフトビール(地ビール)が見えてくるすごいサイト!
こんな疑問を持ったことはありませんか?
- 日本のブルワリーって、何社あるの?
- クラフトビールのシェアって、日本のビール業界全体の何%?
この疑問に答えて、数字からクラフトビール(地ビール)が見えてくるすごいサイトを紹介します。
きた産業株式会社
このサイトをご覧ください。
きた産業株式会社は、お酒、ワイン、ビールなど飲料品のパッケージおよび製造関連機器をてがけている会社です。
このホームページに掲載されているビールに関する資料が、ものすごく詳しいのです。業界の中にいる会社なので、データにも信憑性があります。
ここまで公開していいの、というマニアックな資料がたくさんあります。
メニューが分かりにくいのが玉に瑕ですが、読みごたえ抜群の記事がたくさんあります。
いくつか紹介します。
ビール業界の動向
まずは、「ビール業界の動向」という資料をご覧ください。
日本のクラフトビール(地ビール)とアメリカのクラフトビールの動向が詳しい数字とグラフで克明に報告されています。
例えば、
●2011年、日本のクラフトビール(地ビール)のブルワリーは206社。
●ビール全体に占めるシェアは、2008年度の集計で0.3%。
●2011年の推計で、1社平均の生産量は約 100KL/年。
などなど、興味深い数字がたくさん出てきます。
あとの二つのこちらも、是非ご参照ください。
●ビール業界の動向#2「日本マーケット」編(全18ページ
●ビール業界の動向#1「世界マーケット」編 (ppt全9ページ)
窒素ガスのビールへの応用
このサイトには、学術的な論文もたくさん掲載されています。
例えばこのページ。
このページにある、以下の文献は必読です。
ビールへの窒素ガス利用の歴史はかなり前に遡れることが分かります。
ギネス社が、窒素ガスを詰めた缶ビールの基本特許を取ったのが1968年。ずいぶん前から利用されていたんですね。
日本では、法律でビールへの窒素ガス利用が認められたのが1998年9月。30年ほど、時差があります。
歴史とともに、窒素ガスがビールにもたらす恩恵について、技術的に詳細な記述があるので、ビールに関する知識を求めている方には是非ご一読ください。
おすすめです
ビールの動向を知りたい、技術的なことを知りたい、という方には、「きた産業株式会社」のホームページはとってもおすすめです。
2012年8月8日