「ザ・プレミアム・モルツ講座」ブロガーイベントに行ってきました!
2012年3月13 日、売上絶好調の「ザ・プレミアム・モルツ」がリニューアルされて発売開始。その発売を記念して、3月24日、サントリー武蔵野ビール工場にて、
- 「ザ・プレミアム・モルツ講座~ビールの最高峰を目指すつくり手たち~」ブロガーイベント
が開催されました。プレミアム・モルツファンとしては、興味津々なので、参加してきました。
工場へ出発
まずは、京王線分倍河原駅南口広場に集合です。ここから、サントリー武蔵野工場に行くためのバスが発車します。バス停はこれ。
1時間に2本、1日12本のバスが運行しています。当日は、このバス停付近にブロガーが大集合。27人参加です。女性のほうが多く、プレミアム・モルツは女性にも人気が高いようです。
こんなバスに乗って出発。
綺麗なサントリーカラーのバスです。あっという間に、工場到着。
工場の玄関を入ると、「ザ・プレミアム・モルツ」リニューアル記念のマークがお出迎え。
イベント開始
工場に到着後、セミナー室に案内され、イベント開始です。セミナー室には、後で活躍するTAPがしつらえてあります。さすが、ビール工場のセミナー室です。
今回のイベントのスケジュールは以下の通りです。
- 第一部
こだわりを体感!(30分)
「つくりての想い」映像を視聴
& 厳選された素材を体感
- 第二部
ビール製造工場見学!(45分)
- 第三部
おいしさを堪能!(40分)
「ザ・プレミアム・モルツ」試飲
& おいしい注ぎ方を体験
第一部:セミナー開始
ここで、今回の講師が登場して、セミナー開始です。講師は、若手醸造技師の山寺さん。いやぁ、格好いいです。女性にも人気。(^_^)
まずは、「ザ・プレミアム・モルツ」のこだわりの製造に関する映像上映です。映像に関しては、ブログで紹介できないのですが、重要な点は三点。
- 「ザ・プレミアム・モルツ」の目指す味わい
それは、「ヴァイタートリンケン」
(ドイツ語で、「飲み飽きない美味しさ」という意味) - こだわりの素材
「ダイアモンド麦芽」と「欧州産アロマホップ100%」
「ダイアモンド麦芽」は「ディアマント」という伝統的な品種
「欧州産アロマホップ100%」は最高品質の「ハラタウ・ザーツホップ」 - こだわりの製法 ダブル・デコクション
濃い麦汁を作るために、デコクション(煮出す)を2回行っている。
これで、味わいが深くなる。
セミナー室のテーブルには、「麦芽」と「ホップ」のサンプルが置いてあります。
ダイアモンド麦芽は通常の麦芽に比べて、とても香ばしく、口の中に噛んでいても、まるでナッツ類のような味わいです。おつまみとして食べることができるくらい。
ホップは、そのままで嗅ぐとかなり強烈な香りです。特にビターホップはよりストロングな香りです。これが、香りに特徴を付けるんですね。
第二部:工場見学開始
いよいよ、工場見学開始です。工場の案内は、普段から工場の案内を担当しているアテンダントの女性が引率してくれました。山寺さんは、質問があると答えてくれます。
僕も質問してみました。
質問:ダブル・デコクション製法は、旧プレミアム・モルツでも行っていたのですか?
山寺:はい、以前のプレミアム・モルツでも行っていました。しかし、今回の素材や製法に合わせて、何度も何度も試験を行い、理想的な味わいとなるようタイミングや時間を調整しました。
工場の中はこんな感じです。
煮沸釜です。でかい。
以前使われていた貯酒タンクが通路として設置されています。つまり、貯酒タンクの中は人間が普通に歩けるぐらい大きいのです。貯酒タンク1本で、350cc の缶が9万4千本作れるそうです。でかいのも納得です。
酵母を濾過します。
ビールの缶を作ります。
第三部:試飲開始
工場見学が終わったら、セミナー室に戻って、いよいよ試飲開始です。
このTAPから、アテンダントの方が、美味しいプレミアム・モルツを注いでくれます。
それが、これ。
みんなで乾杯します。サントリーでは、乾杯するとき、「スコール」と言います。全員で、3回
「スコール、スコール、スコール」
と、言ったら乾杯!
いやぁ、文句なく美味いです。最初に素材、製法について学び、実際に工場を見学してから飲むプレミアム・モルツは格別です。しかも、ここは工場内。まったくビールが移動していません。フレッシュなオリジナルのプレミアム・モルツです。
僕は、プレミアム・モルツが発売されてからずっとファンでした。当然、今回、リニューアル後のプレモル(プレミアム・モルツはこう呼んでいます)も、発売後すぐに購入して飲みました。かなり味や香りに変化があったと感じました。それは、率直に言って自分にとっては残念なところもありました。
しかし、今回、工場で実際に体験してみて、変化はあったけれど、やっぱりプレミアム・モルツは美味しい、と安心しました。それは、特にビールの味わいに深さとコクを感じました。以前のプレモルがやや香りで味わう感じがしましたが(個人の感想です)、今回のプレモルは味わいに重心を移している感じです。食べるビールという感じです。そして、食事と一緒にぐいぐい飲むことで、食事もビールも両方美味しく感じられるビールだと思いました。
今回は特別、プレモルの黒もいただきました。
そして、今回のイベントの最後のセッション。プレミアム・モルツの美味しい注ぎ方です。
グラスとビールを用意します。
泡が立つように、ビールを上から注ぎ、泡が半分くらいまでいったら、注ぐのを止めて、泡が収まるのを待ちます。
泡が収まったら、グラスを斜めにして、そっとビールを流し込み、泡を持ち上げていきます。写真が完成した姿です。今回は、ちょっと泡が多かったなぁ、と思いますが、こんなイメージで。ビールと泡は7:3ぐらいの割合が理想だそうです。
さて、このプレミアム・モルツを飲みます。
これが、美味いんですねぇ。~(^o^)/
雑味が無く、透き通った味で、シルキーなタッチで喉を滑り落ちていきます。香りも立っていて、いい香りが鼻から抜けています。
試しに、缶に残ったビールを飲むと、ちょっととんがった感じでツンツンしています。缶からグラスに注ぐだけで、これほど味が変わるとは、本当に驚きです。
サントリーが提唱する美味しい注ぎ方は、こちらにあるので、是非、みなさんもお試しください。
おすすめ
この記事を読んでいる方に、以下をおすすめします。
- 家庭でも注ぎ方をきちんとやってみると、美味しさがレベルアップします!
- サントリー武蔵野工場の見学はおすすめ!
ビールの勉強ができて、最後に美味しいビールも飲めます。(^_^) - サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」は、ニュータイプになってもやっぱりおすすめ。特に食事に合わせて、がんがん美味しく飲めるように進化していると思います。
以上、「ザ・プレミアム・モルツ講座~ビールの最高峰を目指すつくり手たち~」ブロガーイベントに参加した感想でした。読んでいただいてありがとうございます。
なお、他のメンバーの方の記事は、こちらから読むことができます。
2012年3月30日