HIGHBURY – THE HOME OF BEER (ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア) [新宿御苑前] – ソーンブリッジとヱビスとウルケルが最高にうまい!
皆さんは、イギリスといえば、何を想像するでしょうか。イギリスの、サッカーとビールに魅せられたオーナーが、とことんこだわり尽くして作ったお店が新宿御苑前の「HIGHBURY - THE HOME OF BEER (ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア)」。
「HIGHBURY」は、ロンドン北部をホームタウンとするプロサッカーチクラブ「アーセナルFC」が以前使っていたホームスタジアムの愛称。オーナーの安藤耕平さんは、アーセナルが好きなあまり、現地に応援に行き、イギリスのエール(ビール)にハマってしまったとか。
まずは、お店を見てみましょう。地下鉄宿御苑前駅から徒歩2分、新宿三丁目駅から徒歩7分ほどの場所にあります。
ファサード(お店の外観)はこちら。
外観からして、イギリスの香りが強いのですが、中に入ってみましょう。目の前にドーンとカウンターがあります。
ここでビールが注文できます。ちょっと、ちょっと分りづらいので、奥から見てみましょう。
実はこのカウンターには、安藤さんのすごいこだわりが詰まってます。ロンドンで最も著名なパブである「The WHITE HORSE(ザ ホワイト ホース)」のカウンターを忠実に再現しているのです。ホワイトホースに魅了された安藤さんが、同じカウンターを日本で実現するため、現地のカウンターをなんと自ら100ヵ所以上にわたり細かく採寸してきたというこだわりよう。グラスハンガーも通常ならステンレスを使用するところなのですが、オリジナルに合わせてウッドで作るなど材質にもこだわり、まるで「The WHITE HORSE」の来たかのような雰囲気を味わえるように配慮されているのが凄い!
テーブル席を見てみましょう。
窓際の席も、いい感じです。
さて、皆さん、お待たせしました。そろそろ、ビールが飲みたいですよね。はい、こちらが、ハイバリーが誇るソーンブリッジのジャイプール IPA です。
ハイバリーは、全部で11TAPのクラフトビールがあるのですが、中でも「Thornbridge(ソーンブリッジ)」は、常時4~5種類をON TAP。ソーンブリッジは、イギリスの伝統的なレシピを尊重しながら、世界中のビールのエッセンスを取り込み、透明感溢れるハイクオリティなビールをリリースし、高い評価を獲得しているブルワリーです。そして、安藤さんは、イギリスでのビール修行はソーンブリッジで積みました。その縁もあり、ハイバリーは、「Thornbridge Tokyo」という名称を名乗っても良いという許可を得たお店です。ジャイプールIPAは、 伝統的な英国スタイルに最大限の敬意を払いつつ、アメリカンなエッセンスをふわりと乗せた、実に美しい香りと苦みを兼ね備えたビールです。いやぁ、本当、ため息ができるほど美味しいんですよ。
ところで、ハイバリーは通常のTAP だけじゃありません。グラビティ(重力で注ぐ)なカスク(樽)があるんです。それが、カウンター裏のこのエイジングルーム。
提供されるのは、常に1種類ですが、周りにはコンディショニング中のカスクが並んでいます。日本の環境においてイギリスのリアルエールを究極まで再現しようとしている意欲が凄い。ある意味、執念と言い換えてもいいぐらいです。
ここで、驚いていてはいけません。安藤さんは、飽くなき探究心の持ち主。ソーンブリッジ、カスクエールと来て、最後にとっておきのビールが2種類用意されています。それを注ぐのがこのTAP!
なんと、このサーバー、チェコ製です。しかも、安藤さんが超めんどくさいカスタマイズをして作ったここにしかない、世界でただひとつのサーバーです。
作ったのは、「Pilsner Urquell Installer(ピルスナー ウルケル インストーラー)」 と呼ばれるチェコの会社「LUKR(ルクル)」です。ピルスナーの元祖と言われる「ピルスナー ウルケル」を世界中で美味しく提供するために存在する会社。しかも、このサーバー、安藤さんはチェコまで行って、自分の注文が反映されているか、確認して受け取ってきたそうです。なんという、こだわり。さぁ、このこだわりのサーバーで安藤さんが大好きだという「YEABISU(ヱビス)」を注いでもらいます。
真剣勝負です!
出てきたヱビスがこれ。後ろでドヤ顔している安藤さん。
飲んでみました。。。
思わず、空に向かって「うんま~~~~~~い!!!」と、叫んでしまいました。
もうね、言葉が「美味い!」しか出てこない上に、ヱビスビールが、どんどん喉に吸い込まれていくわけです。アルコールに弱くて、いつもゆっくりビールを飲む僕が、あっというまに飲み干してしまいました。恐ろしいマジック。
そして、もう一つのビールは、季節によって変わります。
夏期は、「サッポロ 生ビール黒ラベル」。
冬期は、ピルスナーの元祖にして王様。「Pilsner Urquell(ピルスナー ウルケル)。ハイバリーでは、チェコ語で「Plzeňský Prazdroj(ピルゼンスキー プラズドロイ)」と表示していますので、注文するときは「プラズドロイ」をください」がお約束。
夏期と冬期というのは、暑い季節は、、「サッポロ 生ビール黒ラベル」を提供し、寒い季節は、「プラズドロイ」を提供するとのことです。実際に切り替わる日程はお店に要確認。2016年は10月4日より、「プラズドロイ」に切り替わっています。
この原稿を書いている現在では、お見せできる、「プラズドロイ」の良い写真が無いのが残念ですが、近いうちに追加します。
ハイバリーは、他にも、熟成させるタイプのボトルビールを置いている部屋もあります。是非、ボトルビールも詳しいことを聞いてみてください。
ビールの話ばかりですが、料理も美味しいんです。例えば、こちら。水茄子のフリット。
実に瑞々しくて、噛むと水茄子の本来の甘みがジュワッとやってきて、非常においしい一品。野菜は、季節によって、新鮮なものを仕入れているので、その日のメニューを楽しんでみてください。
「HIGHBURY - THE HOME OF BEER (ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア) [新宿御苑前] 」は、ロンドンで有名パブである「The WHITE HORSE」の雰囲気が味わえて、イギリスのハイクオリティなビール「Thornbridge(ソーンブリッジ)」が4~5種類飲め、チェコで特注したサービングタップで注がれる「YEABISU」と「Plzeňský Prazdroj(ピルゼンスキー プラズドロイ)」が夢のように美味しいビアパブです。しっかりとコンディショニングされたカスクから注がれるエールも、ここでしか味わえない貴重なビール。フードも、旬の野菜を中心に、ひと味違うパブ料理をラインナップ。ほんの少しでも、ビールが好きな人は、是非、ハイバリーに行ってみましょう。すべてのビール好きに捧げる、究極のおすすめ店です。☆☆☆
360°パノラマ画像
HIGHBURY - THE HOME OF BEER (ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア) [新宿御苑前] - Spherical Image - RICOH THETA
お店データ
店名 | HIGHBURY - THE HOME OF BEER (ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア) |
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TEL | 03-6273-2550 |
アクセス |
丸ノ内線 新宿御苑前駅 徒歩2分 地下鉄新宿三丁目駅 徒歩7分 |
住所 | 東京都新宿区新宿1-17-5 1F |
営業時間 | 月曜〜金曜 17:00 - 24:00 土曜・日曜:13:00 - 22:00 |
定休日 | 祝日 |
公式/関連サイト | http://highbury-international.com |
ブログ | |
https://www.facebook.com/highbury2016/ | |
食べログ | https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130402/13200476/ |
TAP数 | 11 |
飲み比べセット | 無し |
価格 | 750円~ |
その他料金 | 無し |
支払い方法 | cash on delivery |
カード支払い | 使用できない |
総席数 | 30席 |
禁煙/喫煙 | 店内禁煙(屋外で喫煙可) |
予約 | 予約可 |
Wi-Fi | あり |
オープン時期 | 2016/9/12 |
訪問 | 2016/9/21 |
画像 | facebook ページの写真アルバム |
訪問レポート | メモ | テーブル席の一部では、後で支払うことも可能です。 |
※お店のデータは取材時のものです。ご了承ください。
HIGHBURY - THE HOME OF BEER (ハイバリー ザ・ホーム・オブ・ビア) 地図
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公式/関連サイト 画面キャプチャ&リンク
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写真アルバム
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ビールメニュー
※ある日のメニューです。その日によって変わります。
パンフレット
TAGS: IPA・TAP10以上・ニューオープン・一人でふらっと・仲間とワイワイ・料理が美味しい・無休・禁煙・立ち飲みで一杯2016年11月23日