「ニッポンクラフトビアフェスティバル 2012」にボランティアで参加しました!
2012年4月8日(日)、秋葉原UDX 2Fにて、「ニッポンクラフトビアフェスティバル 2012」が開催されました。とてもたくさんの方が来場してくれまして、盛況の内に幕を閉じました。
僕は、ボランティアとして参加しました。ボランティアから見た当日の模様を報告します。
ボランティア集合
フェスティバルは11時に入場開始ですが、ボランティアは9時集合です。今回、僕はサービング班となりました。サービング班とは、ビールを注ぐ係です。直接、お客様と接するところですから、ちょっと緊張気味です。
9時に行くと、すでに会場設営状態になっていて、あちこちで設営準備が進んでいます。サービング班の打ち合わせは、まだ無いとのことだったので、手が足りないところを自分で探したり、「誰か、手が空いている人はありませんか?」と、呼びかけている人のところに行って、紙を貼ったり、樽の設置を手伝ったり、机を運んだり、あっという間に1時間が過ぎました。
サービング班ミーティング開始
10時過ぎになると、会場の設営も落ち着いてきて、サービング班のミーティング開始です。7班に分かれて作業します。班長はすでに決まっているので、有資格者、経験者、初心者等を考慮して、手際よく班決めです。僕は4班に配属決定。明るくて元気でまとめるのがとても上手い女性が班長でした。その後、みんなで担当ブースに移動して、注ぎ方の講習と、テイスティング。テイスティングは、お客様にビールの味について聞かれた時に、答えられるようにするため。
僕は、まったく初めてのボランティア参加で、TAP で注いだことはなかったのですが、班長の方や経験者の方が丁寧に教えてくれたので、すぐにコツは分かりました。また、今回、ブリュワリーの担当者がブースに来て、ビールについての解説もしてくれたので、とても参考になりました。それぞれのビールについて、お客さんに聞かれた場合に備えて予習です。
そんな感じで、打ち合わせしているうちに、あっという間に開場時間が迫ってきました。
11時 オープン!
ついに、11時になり、入場開始です。かなりの人数が開場前から並んでいたので、どっと来るかなと思っていたら、意外と少ない。あれっと思ったのもつかの間、11時半頃には、次から次へとお客さんが来ます。
- 飲みたいビールを聞く
- チケットを切り取る
- ビールを注いで渡す
この繰り返しです。こう書くと単純作業のようですが、お客さん一人一人と、アイコンタクトして、注文を聞く、というのは一回一回違います。また、ビールを注ぐことも、TAP によって、ビールの種類も状態も違うので、一回一回違います。クラフトビール好きとしては、素晴らしく美味しいビールが注げるだけで、すごく楽しいですし、それを喜んでくれるお客さんが目の前にいるというのは、とっても楽しい!
お客さんは、皆さんクラフトビール好きな方ばかりで、注いだビールを受ける時、とてもうれしそうにしているのが印象的でした。なかには、受け取ってすぐに一口含み、「(^_^)!」という、顔になる人も。
そして、一番、励みになったのは、ビールを注いで渡す時にお客さんに言われる「ありがとう」。こちらは、ビールを注いで渡しているだけなのに、こんな風にお礼を言われるとグッと来ます。こちらこそ、来てくれて、ありがとうって、言いたい。
会場のオープン時間は 11:00 - 18:00 の7時間。
15時頃になると、売り切れるビールも出始めましたが、最後まで注ぎきりました。
終了・撤収
18時で、ついに終了。ブリュワーさんや、関係者の方がステージに並んで記念撮影。こんなにたくさんのブリュワーさんや関係者の方来てくれるなんて、言わばクラフトビールサミットみたいなもの。
※ちょっとぶれてますが、ご愛敬ということで。(^^;
この後は、ひたすら会場の撤収です。すべての機器を片付け、床のシートを剥がし、掃除できるものや場所は掃除し、廃棄するものをまとめて、という感じで総出で作業しました。19時過ぎには、ほぼ撤収完了。ボランティアは、記念品をいただいて、任務完了です。今回は、記念品をふたついただきました。
打ち上げパーティ
会場の撤収が終わった後は、打ち上げパーティに参加しました。パーティには参加してもしなくても自由です。
20時 - 22時。場所は秋葉原、「肉の万世」8階にあるパーティルームです。
会場に、打ち上げパーティ用の樽が用意され、心置きなくクラフトビールを飲むことができます。常時、4つほどの樽が開栓され、次から次へと注いでいます。ビールを注いだら、みんなで乾杯。
ここで、4班で一緒だった方とも再会。みんなで健闘をたたえて、楽しく飲みました。いやぁ、充実していて美味しいビールでした。(^_^)
会場では、ここで書ききれない出会いがあったのですが、その話は、また別の機会に。
ボランティア参加のおすすめ
今回、クラフトビアフェスティバルにボランティアとして参加して、大変なところもありましたが、新しい出会いや発見もあり、本当に充実した体験でした。これを読んでいる方で、クラフトビールが好きで、ボランティアを考えている方が居たら、是非、一度は体験してみることをおすすめします。
- 運営の方は皆さんとてもフレンドリーで親切。初心者でも安心。
- ブリュワリーさんなど、クラフトビールに関わっている方に直接話しが聞ける。
- 運営側になってみて、イベントの様子が分かり、自分でも改善点を言える。
- クラフトビールが好きな仲間が見つかる。
こんな風に、とても楽しいことがたくさんありました。
クラフトビール好きなら、クラフトビールのイベントでボランティアをしてみることは、おすすめです!
追加:ボランティアとして参加する人へのアドバイス
あくまで、今回の「クラフトビアフェスティバル2012」にサービング班として参加した場合の一例ですが、以下の点を考慮すると良いです。
- 服装は、見苦しくない程度に、汚れても良い格好にする。
現場は、ビールが飛び交っていますので、服にビールがかかったりすることがあります。また、会場設営や撤収中には、いろいろ洗い物や汚れ仕事も発生しますので、それなりに汚れても惜しくない格好がいいと思います。ビールをサービング中には、腰から下につけてエプロンなども有効です。
- 分からないことはハッキリ聞く。
ボランティアとして参加すると、分からないことが出てきます。分からないことはどんなことでも、確認しましょう。また、最初に自分が所属する部署の責任者も確認しておきましょう。
- 自分で作業を探して手伝う。呼びかけられたら、すぐに手伝う。
当日の現場は、どうしても混乱した状態になりがちです。人に言われる前に、自分で周りを見渡して、困っているところがあったら積極的に手伝いに行きましょう。また、「今、手が空いている方いませんか」と呼びかけられることがありますから、近くに居たらすぐに手伝いましょう。
以上、ボランティアとして参加してみて、感じたことでした。
2012年4月10日