おいしいレアビールをみんなで楽しむイベント。(^_^) 赤坂 sansa にて開催。2013/3/9
皆さん、珍しい(レアな)ビールってどれぐらい飲んだことがありますか?
例えば、
- シリアルナンバーが入った幻のビール
- 現地でしか買えないトラピスト(修道院)ビール
- たった一度だけ生産されたビール
- すでに買収されたブルワリーの買収前に生産されたビール
- ビンテージ(年号入り)ビール
などなどです。こういうレアビールはとても美味しいという評判があっても、その珍しさゆえ、なかなか手に入りません。
また、仮に見つかったとしても、希少性ゆえに高価です。ちょっと驚くような価格のビールも存在します。
なかなか、個人で購入して飲むことはハードルが高いものです。
しかし、みんなで飲めばリーズナブルで、楽しいですよ。(^_^)
そんなイベントを開催します。題して
「おいしいレアビールをみんなで楽しむイベント。(^_^) 」
です。
こういう珍しいボトルを自信を持ってお勧めできる、赤坂の「sansa(サンサ)」にて開催です。
ビールに詳しい知識が無いから、という人も安心。実は、僕も詳しくありません。sansa の橋本さんが、丁寧に楽しそうに説明してくれます。橋本さん、ビールを説明するのが楽しくて仕方ないみたいです。(=゚ω゚)ノ
さぁ、希少かつ美味しいビールをみんなで楽しみましょう。(^_^)
2013年2月20日 11時11分 追記
募集締め切りのお知らせ
おかげさまで、イベントは大好評のうちに募集開始一日半で定員となりました。
これにて募集を締め切ります。
ありがとうございました。(^_^)
レアビールイベント 概要
- 名称:レアビールイベント
- 日時:2013年3月9日(土) 18:00~20:00
- 場所:赤坂 sansa(サンサ)
- 内容:希少なボトルビールをお一人3杯 テースティング可能。どれも珍しいビールのため、量は少ないので、皆さんでシェアしていただければありがたいです。レアなボトルビール以外に、2種類の樽生ビールを用意。樽生は飲み放題です。お料理も、おいしいおつまみを用意します。
- 会費:5,000円
- 定員:Webページで募集 25名(全体で 35名程度を予定)
- メモ:イベント終了後も、sansa は、お店を営業しますので、引き続きsansa のおいしいビールを飲むことができます。
イベント参加 申し込みページ
以下のリンクから、お申し込みください。
beer public sfacebook、twitter のどちらかのID pace sansa (ビア パブリック スペース サンサ)
イベント会場の情報はこちらです。
▶sansa (サンサ) [赤坂・溜池山王] | クラフトビール東京
レアなビール(予定)
以下のような、レアなビールを予定しています。(リストの一部です。もっとたくさんあります。)
- Fonteinen (ドリーフォンテイネン)
- Fonteinen oude geuze selectie C (2000)
- Fonteinen oude geuze (1999)
- de Cam (ドゥカム)
- de Cam oude lambiek (2000)
- Rogue brewery (ローグ醸造所)
- Old Crustacean Barleywine Style Ale (2008)
- Liefmans (リーフマンス醸造所)
- liefmans goudenband (2007)
- Sint Sixtus修道院(シント・シクスタス)
- Westvleteren Abt12 (通常ver)
- Westvleteren Abt12 (流通ver)
- Mikkeller (ミッケラー)
- Mikkeller Festival Special Edition 2010
なお、ここで紹介したビールは準備したビールの一部です。これ以外にも、素敵なボトルビールを用意しています。
引用部分は、sansa による紹介です。
醸造所:3 Fonteinen (ドリーフォンテイネン)
ドリーフォンテイネンはブリュッセル地方南西部パヨッテンランド(Pajyottenland)で操業を続けるランビックブレンダーです。Boon,Girardin,Lindemans三社の原酒を用いてブレンドを行っています。2009年に事故で醸造設備を失うまでは独自醸造も行っていました。ブレンダーのアルマンド氏は正にランビックの巨匠。当店が開店計画を始めた折、真っ先に訪問した醸造所でもあります。スタッフ橋本が醸造所まで足を運んで入手してきたボトルたち。お楽しみください!
3 Fonteinen oude geuze selectie C (2000)
2000年に瓶詰めされたアウドグーズ。2900本のみ、1度だけ生産された希少品です。
selectie Cの“C”はclush(残滓)の頭文字で、その名の通りこのビールはランビックの樽底に残った澱を集めボトリングされたものです。
柔らかい酸味に厚みのあるボディー。開栓して1週間程度は楽しめるほど 素晴らしいポテンシャルを持っています。
ここまで強いポテンシャルを持つビールは他に類を見ません。じっくりとお楽しみください。
3 Fonteinen oude geuze (1999)
1999年の3 fonteinen oude geuzeです。今ではなかなか見ないボトルプリントのラベル。
瓶詰より10年以上経過しておりますが、ポテンシャルの強さは健在。是非現行の、fonteinen oude geuzeと飲み比べてみていただきたいボトルです。(もちろん、今回の試飲会ではそちらもご用意しておりますよ!)
海外の販売サイトではmillenium geuzeと共に5000?の値が付いてました。(もっとも、それは流石に行き過ぎた話だと思いますが)希少かつ美味なボトルであることは間違いありません。
醸造所:de Cam (ドゥカム)
1997年開業のランビックブレンダー。ブレンドの原酒は3 Fonteinenと同様の三社です。
de Camのブレンダーであるカレル氏は、Slaghmuylder醸造所に勤める醸造家でもあり、いわば二束の草鞋を履く形でブレンドを行っています。故に、生産量は極めて少なく近年では100hL程度。もちろん味はお墨付きで、大変美味なブレンドを行う方です。今回は、その中でも更に希少性の高いボトルをご提供いたします。
de Cam oude lambiek (2000)
5年熟成のストレートランビックをボトリングしたもので、更に瓶詰後12年の熟成期間を経ています。de Camのブレンド技術と12年の熟成に耐え得るポテンシャルをお楽しみください。
醸造所:Rogue brewery (ローグ醸造所)
アメリカ西海岸、オレゴン州にある醸造所。1988年創業のマイクロブリュワリーです。自社培養のイースト“パックマン”を用いて、芯が太く深い味わいのビールを造ります。安定感のある醸造所で、どれを飲んでも間違いなしと自信を持ってお勧めします。
Old Crustacean Barleywine Style Ale (2008)
さて、その「何を飲んでもウマイ」ローグ醸造所ですが、本日の一本はこちら。
通常ビンテージビールは“酸味”が活きる物に偏りがちですが、こいつは違います。ホップが強い、いや強すぎると言ってもいいスタイルです。ノンビンテージでは流石に苦味が勝ち過ぎるこのボトルをゆっくり熟成してやると、ホップの刺々しい苦みが落ち着き全体に丸みが出て来ます。
ビンテージが打たれた熟成を前提にした珍しいビールです。スタッフ橋本曰く「まだまだ熟成には耐えるが、そろそろ飲み頃ではないか」とのこと。
当店では複数本をエイジング中ですが、3年くらい経ったらまたご提供したいですね。
醸造所:Liefmans (リーフマンス醸造所)
正に老舗中の老舗、1679年にはすでに醸造を行っていたというベルギービール好きなら「ご存じ」と言うべき醸造所です。
また、その味の良さと知名度にも関わらず所有者が二転三転した醸造所でもあります。
2007年には破産をやってのけ、2008年にはデュベル・モルトガット醸造所に買収されてしまいました。
liefmans goudenband (2007)
今回ご用意させていただきましたのは、そんなリーフマンズ醸造所が独自に醸造していたラストビンテージのボトルとなります。
写真をご覧頂けばわかるとおり、包装紙はボロボロになってしまっておりますが、グーデンバンドはエイジングで美味しさを増すビール。そろそろ飲み頃、といったところです。
現在では、当店以外ではまず飲めないボトルと言っていいかもしれません。
醸造所:Sint Sixtus修道院(シント・シクスタス)
レアビールの代名詞、ウェストフレテレンを醸造する修道院です。厳律シトー会修道院であり、本当に「営利目的でない」トラピストビールを醸造します。
ビールの販売は不定期かつ消極的で、院の前に小さな看板を出して告知するのみ。それでも、販売開始を聞きつけた購入者が車で来院し順番待ちの行列ができます。
また、購入可能なのは車1台につき1ケースまでという厳密なルールが敷かれており、大量入手はほぼ不可能。言うまでもなく、流通にはほとんど乗りません。
しかし、味の評価は国際的ビール評価サイト「レイトビア」でランキング1位の折り紙つきです。
Westvleteren Abt12 (通常ver)
Westvleteren Abt12 (流通ver)
さて、そんなウェストフレテレンですが、今回用意したのはこの二本。
「流通ver」は修道院の改修費用に充てるため、珍しく流通に乗って販売され日本に輸入されたバージョン。
そして、通常バージョンはもちろんスタッフ橋本が現地で買い付けたボトルです。
流通に乗ったボトルはボトルプリント、通常のボトルは全くの無地になっております。
醸造所:Mikkeller (ミッケラー)
デンマークのミッケル氏とケラー氏が創設したブランド。自前の醸造所を持たず、さまざまな国で設備を間借りして醸造を行う珍しい作り手です。
彼らのビールはどれも個性的にして多種多様。非常にクオリティーが高く、意欲的な作品も多い醸造家です。
Mikkeller Festival Special Edition 2010
さて、そんなミッケラーですが、今回ご用意させていただいたボトルはこちら。世界限定1170本という極めて希少なビールです。
シリアルナンバー入りで、当店のボトルは569/1170と打たれております。
デンマークのビール祭のために限定醸造されたとのことですが、正直なところを申しますとそれ以上のデータはありません。もし、このビールについて詳細な情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご教授ください。
ちなみに、スタイルはコーヒーとチョコレートの風味を持つインペリアルポーターとのことですが、味については私(スタッフ池田)自身飲んだことがないのでなんとも言えません。
そして、手持ちはこの一本で終わりです。最初で最後のお目見えになります。日本国内にもう一本くらいはあるんでしょうか?
幸いにして、ボトルは大容量のマグナム。皆で楽しみましょう!
イベント参加 申し込みページ
以下のリンクから、お申し込みください。
2013年2月18日