[六本木] ANT’N BEE (アントン ビー)【レポート】

【ショートストーリー】会議のあとで
「なぁ、これから美味しいビールを飲みに行かないか。」
ここは東京ミッドタウン。さっきまで、マーケティング会議だったのだが、すっかり長引いてしまった。飲みに行っている人たちも、第一陣はとっくに帰っている頃だろう。やれやれ、会議も終わったし、あとは帰るだけか、と思って立ちあがったら、隣に座っていた渡辺に、誘われたわけだ。「ビールを飲みに行かないか」と。
いや、ちょっと違うな。渡辺は「美味しいビール」と言ったんだっけ。僕は、そこに魅かれて、渡辺についていくことにした。
その店は、六本木の交差点からさほど遠くないところにあった。歩道で、ちょっと見上げると、お店のマークが入った看板が見える。
ビルの入り口にも、道路に看板が置いてある。
お店は、B1なので、階段を降りようとすると、そこにも看板が。
どうやら、20種類以上のTAP が用意されているらしい。
お店に入ると、目の前にL字型のカウンターがあり、左手にはテーブル席がある。僕と渡辺は、右に進みカウンターに席を取る。
とても元気が良くて、ニコニコ笑顔がいっぱいの女性が、注文を取ってくれる。ビールのメニューは、A4用紙に表・裏で2ページたっぷりとある。
このメニューを眺めるだけで、すっかり楽しい気分になる。僕は、ビールが好きな癖にアルコールは弱いので、small を頼んでみる。
伊勢角屋 IPA。(※1)
渡辺が言うには、料理も美味しいらしい。さっそく頼んでみる。
一見、なんの変哲も無いポテトサラダなのだが、、、
口に入れると、燻製のとても良い香りに包まれる。卵に、燻製卵を使っているとのこと。癖になる味だ。そして、次の一品。
左の鶏のコンフィが表面はパリッとして、中はジューシーでものすごく旨い。このコンフィのためだけに行ってもいいぐらい。
右の茄子のグラタンも、とてもビールに合う。ちょっと、味が濃いめなのだが、それがまた、ビールを旨くする秘訣かもしれない。
ビールをもう一杯。今度はグラスの形が面白い。
興味がでてきたので、TAP を見せてもらう。
素晴らしく美しいTAP の造形だ。見とれてしまう。
席に戻ってくると壁に面白いものを発見。
どうやら、これはお店が混んできて、立ち飲みになった時に、壁にテーブルを作れるものらしい。面白い。今度、一人できたら、ここで飲んでみたい。
このお店は、年中無休で、朝7時までお店を開いているとのこと。いいロケーションと時間が自由なのが素晴らしい。美味しいビールと旨い料理がいつでも味わえるのは凄いことだ。
僕は、会議が延びたおかげで、とてもいいお店を知ることとなった。
上記の紹介文は、架空のショートストーリーです。
実在の人物とは関係ありません。
※1
ビールの名称とグラスは必ずしも一致しません。イメージで。(^^;
ANT'N BEE (アントン ビー) のレポート
上記の紹介文では、男二人で行っていることになっていますが、 僕が言った時には、女性一人(30代くらいの素敵な女性でした)で来ていたり、女性3人グループで来ていたり、むしろ女性のほうが多い感じでした。女性一人でも安心して入れるお店です。
時間が遅くなっても、美味しいビールに妥協したくない人、ビールはもちろん、料理も美味しく工夫されているのが好きな人、女性一人で安心して入れるお店を探していた人。そんな方は、男性でも女性でも、絶対に間違いは無いので、是非行ってみてください。おすすめです!
[六本木] ANT'N BEE (アントン ビー) のお店データ >>
2011年10月8日