「手造りビール講座」(クラフトビア・ムーンライト主催)に参加しました。
さて、やってきました、「手造りビール講座」。
「クラフトビア・ムーンライト」さんの主催です。
お天気は最高。青空が綺麗です。
受付・会場
30分前に着いたので、お店の前に佇んで、ビールの情報を見ていました。
すると、ドアが開いてお店の方が挨拶してくれました。さっそく、お店に入ります。
すでに、セッティング済みです。講師の方にお伺いすると、今回の参加人数は15名とのこと。申し込み多数で参加できない人は次回に繰り越しのようです。
10分前になると、続々と参加者の方も集結。ちょっと意外なことに、男性より女性の参加者のほうが多かったです。
講座開始
参加者全員が集まったところで、講座開始です。まずは、講師の方から、ビールの歴史と文化的な背景、今日の作業手順について説明があります。
全体の手順はこんな感じ。
今回は第一日目なので、まずはビールの仕込みです。
手順は次の通り。
- 「エクストラクト」という、モルトとホップのエキスを2Lのお湯に溶かし込む。「エクストラクト」は缶詰に入っています。
- 砂糖も投入。
- ホップペレットを投入。10分ほど弱火で煮る。
- 「モルトエクストラクト」を溶かしたお湯に水を加え、15リットルにする。
- ビール酵母を投入。
以上です。この手造りビール講座は、モルトとホップがすでにエキスになっているものを使いますので、手順としては簡単です。
今回は、ホップペレットを追加することによって、香り高いビールを目指しています。
造るビールの種類は3種類。5人ずつ3班に分かれて作ります。
- ペールラガー(ザーツホップ)
- ビター(ゴールディングホップ)
- スタウト(ハレルタウホップ)
僕は、2班のビターになりました。
作業開始
講師の説明が終わったら作業開始です。
まずは、良く手を洗い、アルコールで消毒します。これ以後も、要所で器具をアルコール消毒します。
手が綺麗になったら、缶詰をオープン。
※缶詰の写真を取り忘れたので、全体の写真からトリミング。ぼけててすみません。
左側にあるのがその「エクストラクト」の缶詰です。缶切りで開けたら、2リットルのお湯に溶かし込みます。
ここで注意するのは、エクストラクトはドロッとしているので、かき混ぜず強火で加熱すると、鍋底で焦げる恐れがあります。最初は弱火で混ぜ込んで、溶けたら強火にします。
砂糖も入れて溶かし込みます。良く溶けたら、ホップを投入。
10分ほど弱火で煮ると完了。
次に、こちらのタンクに水を入れ、鍋のエクストラクトを溶かし込んだものも混ぜます。トータル15リットル。
ここで、比重を確認します。モルトや砂糖を加えることにより、純粋な水(今回は16℃の水が基準)よりも比重が大きくなっています。この比重から、おおまかにアルコール度数が予測できます。
シリンダーに入れた原液に、比重計を入れます。
僕の班のビール原液の色はこんな色ですが、他の班はこんな感じ。
そして、最後に蓋をして、蓋の中心にエアロックを付けます。
エアロックは、ビール発酵時に生成される二酸化炭素を外に出し、逆に外気は取り込まないように、一方通行路を作ります。これにより、外気からの雑菌をシャットアウトします。
さて、これで完成です。あとは、クラフトビア・ムーンライトさんの発酵室に置いて一次発酵させます。次回は2週間後に瓶詰めです。
瓶詰めしたら、瓶内発酵するので瓶詰め後3週間後くらいから飲み頃になります。7月中旬以降ですね。今から楽しみです。(^_^)
法律について
日本では、酒税法により1%以上のビールを造るためには、酒類製造免許が必要です。個人で楽しむためであっても、免許が無い状態で1%以上のビールを造ることは法律に抵触しますのでご注意ください。今回の講座は、クラフトビア・ムーンライトさんの管理の下で行っています。
おまけ
講座終了後は、クラフトビア・ムーンライトさんで、ビールを飲みました。クラフトビア・ムーンライトさんで販売しているビールも、基本的な作り方は今回の講座と同じとのことです。
香りが高くて、コクがあり美味しかったです。お料理はこういうものがありました。
そして、もう一杯。僧院ビール。
黒ビールです。なめらかなでいて、甘さと程よい苦みで美味しくするすると飲めるビールです。
そして、2週間後を楽しみにお店をあとにしました。
手作りビール教室レポート
クラフトビア・ムーンライトの情報はこちらです。
2012年6月11日